わたくしごと註解

17-18世紀の西洋哲学および生命思想史を研究しています。執筆者については「このブログについて」をご覧ください。

駅に向かう道を夕方に歩く

夕方に出かけるのはとても良い。

夕方は一日の終わりだという気持ちと、これからあの場所へ行くのだという気持ちとが一緒になる。

夕方は自然の境目、つまり昼と夜の。

夕方は心の境目、つまり始めと終りの。

夕方に出かけるという心地よさは、背徳感から生じてくるのか、それとも終りを拒否したい気持ちを達成できるからなのか。

まぁそんなことはどちらでもよいといえば、どちらでもよい。

 

そんなことよりも、花束を買おう。