わたくしごと註解

17-18世紀の西洋哲学および生命思想史を研究しています。執筆者については「このブログについて」をご覧ください。

毎日とは言わないけれど

毎日とは言わないけれど 思い出して欲しい
僕のなにかを 週一回でもいい

週一回なんて贅沢だと 思われるかもしれない
それはごもっとも 月一回だっていい

月一回なら年に一回でも 変わらないじゃないとあなたは言うかもしれない
そのとおり 年に一回だけでもいいと思う

結局そのうち僕かあなたが死んでしまうとき
会いたかった人のリストに 入っていて欲しいと思う

年に一度思い出すとき そういえばどうしているだろう
会いたいな と思ってもらいたい

会える日はやってこないかもしれない
いろんなことを先延ばしにして それでなんとかやっているのだから

会えるかどうかが重要ではない というのはわかっている
むしろ会いたい人がいるということが重要なのだ

会いたい人がいたら 会いたいというそれだけで
なんだか遠くを眺めたい気分にもなったりする

美しい景色が 美しい音楽が
なぜか会いたい人を思い出させてくれる

毎日とは言わないけれど 美しい何かに出会ったときに
僕を思い出してはくれないだろうか 僕はどうしてもあなたを思い出してしまう